2013年7月1日月曜日

メガネデビュー





友達や同僚の約8割、みんなコンタクトをしている。
友達何人中?ということは
別テーマなのでここでは触れないが。

視力が悪い人が圧倒的に多い
中で、
裸眼で今日まで通してきたのは、おそらく
コンフォータブル&リーズナブルな人生であり、
親に感謝せねばならないだろう。
しかし、この頃、例えば名刺に書かれた小さな電話番号がよく見えなくなった。
老眼か?それもあるかもしれないが、

遠く離したら見えるという感じでもないのだ。
もともと若干乱視ではあったので、それがひどくなっている気がする。

ひとえにパソコンの見過ぎだと思う。

というわけで、とうとうメガネデビューすることになった。

目の検査というと、ランドルト環あるいは
文字の大小のイメージだ。
遠くにある透過光のボードを、スプーンみたいなもので片目隠して
右だの上だの(幼い頃は口で言うのではなく指で示し、
右斜め下の時に手首が妙にねじ曲がったり)。
昔は視力が良かったので、より良い数字を出そうと、
ギリギリ見えないものも半分勘で答えたりして。
しかし、スプーンをついつい強く目に当ててしまい、
そのせいで見えづらくなってしまったり。
アホですね。

そんな前時代の方法ではないのはわかっていたけれど、
ランドルト環よりも、点々とか赤と緑に書かれた図形だとか、
縦と横の網目などの検査をしつこくやるのですねえ。
さっきのと今のではどっちが見えやすいか?
どっちの線が濃く見えるか?と聞かれるが、
「右」とか「あ」とかはっきり答えを言う検査と違い感覚的なものなので、
見ているうちになんだかわからなくなってきて、
もう一回お願いしますと繰り返し、
しまいには涙目になってきて、
こんなんでちゃんと検査できているだろうか?と不安になってくる。

終わった後、あなたの視力はいくつです、
とはなぜか言ってくれない。
(後で知ったが、病院ではなくメガネ屋での検査とはそういうものなんですってね)
かわりに何やらいろんな計算をしている。
あのぉー、乱視があると思うのですが?と言ったら、

ええ、乱視はかなりありますね、とさらりと言う。
お客様の場合、本当は遠近両用が必要ですが、

慣れていないと使いづらいのでお勧めしません、
それぞれ二つ持ったほうがいいですねとのこと。
来年免許書き換えなんですが、ひっかかりますかねえ?

とおそるおそる聞いたら、
ええ、間違いなくダメですね、とツレナイ返事にショックを受ける。
免許パスのためのメガネは遠方用だ。

今回はとりあえず、
本やパソコンなど近いものを見るためのメガネを作ることに。
遠方用は書き換え前にまた作らなきゃだ。(T ^ T)

しっかし。メガネ、似合わないのですねえ、これが。

なんとか少しはマシと思われるものを探す。
ま、似合うも似合わないも、人はそれほど他人のことを
見ちゃいないのだろうけれど。

試しに今、メガネをかけてパソコンに向かっている。
おおぅ〜文字がクリアに見える。
しばらくかけて、はずして見ると、ものすごく見えづらい。
でも、昨日まではこれを普通と思って見ていたのだよな。

メガネをかけたまま、遠くからテレビを見る。
非常に見えづらい。見事に手元オンリーのメガネだ。

いずれは遠近両用メガネを買う日がやってくるのだろうか。
あの、中高年特有の、上目遣いで人を見る、
そんな仕草もするようになるのか。
チェーンなんかもつけちゃったりして、
和泉元彌の母みたいな感じに私もなるのか。
と、メガネ屋のお兄さんに聞いて、はいない。


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