2013年8月26日月曜日

低血圧



もともと低血圧で、上が100超えることは滅多にないのだが、
久しぶりにはかったら、この数字。
どうでしょう、大丈夫かしら?

低血圧だから朝が弱い、とはよく聞く言葉だが、
毎日、普通に6〜7時頃起きているし。
言われれば確かに朝はちょっと寝ぼけまなこor不機嫌かもしれないが、
多かれ少なかれみんなもそうでしょ?

立ちくらみとか貧血などを起こしたことはないし、
朝礼で倒れたことも一度もない。

ただ、肩こりや首の痛みはひどいほうだ。
調べると、低血圧=肩こりになりやすいらしい。
職業病というかパソコンのせいだと思っているが、
昔からいつも肩こりだった気もする。

ようするに万年運動不足ですな。

この週末は、タラソテラピーに行ってきた。
子供の頃は夏の間中、プールに通ったものだったが、
大人になってからはほとんど泳いでいない。
タラソテラピーは海水なので、浮力が大きく、
仰向けになるとふわっと楽に浮いて気持ち良い。
圧力の違うジェット水流の中を歩くだけで、
全身の新陳代謝が高まるという。

プールの後のけだるさとほっこりとする感覚は、どこか懐かしい気分。
これで日頃の運動不足が解消され、すっきりするかしら?と思ったけれど、
一晩経って起きてみると、ますます肩や背中に痛みが・・・。
今度は筋肉痛か? 何か悪い毒素が出ている証拠?
まあ、やらないよりマシだけど、
1日だけじゃあんまり意味ないのでしょうね。

何かせねば! と毎日呪文のように唱えつつ、
結局は1日の大半をPCに向かうことになる。
とりあえず、友達からもらった、ストレッチ用チューブ(4kg)で
ときどき肩甲骨のエクササイズをすることを習慣づけよう。



2013年8月18日日曜日

だから云ったじゃないの

だから云ったじゃないの〜♪ 
と、いま、私はお恵ちゃん(松山恵子)の気分です。
余計わからないか。

この頃、日本のマスコミ関係が「ペルー料理が来ている」と
注目し始めている。
やっとこさ、ようやくだ。
だから何年も前からナベちゃんはいってるじゃないの〜♪なのだ。

まあどのようであれ、注目されているならいいことだ。

昨夜は、神宮前のペルー料理店「ベポカ」に行ってきました。
http://www.bepocah.com/ja/


現地から取り寄せたランプなど、雰囲気のある外観、内装もお洒落。
料理もご覧の通り、スタイリッシュで上品な味つけでございました。
ペルー人や他の欧米人客も多く賑わっていました。
偶然にも、私のとなりには、
仕事で時々ご一緒するカメラマン氏がいてびっくり、なんていうことも。








スペインのエル・ブジのフェラン・アドリアと、
ペルーのトップシェフ、ガストン・アクリオによる、
映画の紹介を前にしましたが、
http://yumikowatanabe.blogspot.jp/2012/10/blog-post_3.html


edén.pe』という本も出ており。ペルーの豊かな食材と、
それを使った有名シェフたちによるレシピ。
海外から取り寄せないと買えないようだけど・・・買おうかなあ。



ペルー料理ってどんな味?とまだご存知ない方は、
ペポカに行くもよし、新橋の「荒井商店」に行くもよし。
http://araishouten.gozaru.jp


自分で作ってみたい方は・・・
はい、この本でトライしてみてくださいまし。



http://www.amazon.co.jp/ちょいラテンごはん―手軽で陽気なレシピ-荒井-隆宏/dp/4594064744/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1376791468&sr=1-1&keywords=ちょいラテンごはん


手前味噌ですが、実によくできているレシピなのですよ。
いかに家庭で本格的な味を作ることができるか、
荒井シェフとともに試行錯誤しながら完成させたものですのでね。
もっともっと売れてもいい、売れるべき!!! なのだ。




2013年8月12日月曜日

水やりサービス

連日の暑さでみんなぐったりしているなか、わが庭のオリーブの木は元気だ。
庭といっても全体がテラコッタのテラスで、
わずか数十センチ四方だけ土のスペースがあり、そこに元々植えられている。
最初は私の背丈より低かったのに、5年経った今、
2階に届きそうなくらいの高さだ。

1日中、家で仕事している日には、
気分転換にテラスに出て、何となくその木や、
他のいくつかの鉢植えの木をしばらくぼんやり眺める。
元気だねえ〜と話しかけると(心の中ですが)
お疲れちゃん。と言ってくれている気がする。
しかし今日はまだ水やりしていない。
あ〜あ。こんな時、夕立があると助かるんだがなあ。

と、思っていたら、いきなり空が怪しい色になり、
ものすごい雷が鳴り出し、どしゃぶりの雨が。
ひぇぇぇぇぇ恐ろしいぃぃぃ。
あの、あの、えっと、私、水やり程度の夕立って思ったのでして、
そんな出血大サービスしてくれなくてもいいんですけど。
おまけに停電にまでしてくれなくていいんですけど。





スマホで撮ってるので音声が弱くて臨場感イマイチ伝わらないと思いますが。
最後、画面が揺れているのは、あまりの激しさにビビったもので。
このあともっとすごかったんだけど、限界でした。
カメラマンにはなれません。

2013年8月5日月曜日

大統領の料理人






今日は、仕事の合間に、こちらの試写会に行ってきました。
1988年から2年間、エリゼ宮にて、

ミッテラン大統領おつきのシェフを務めた
実在の女性料理人ダニエル・デルプシュの物語。

詳しい内容はホームページに出ているので、
そちらを見ていただくとして。

http://daitouryo-chef.gaga.ne.jp


初めてエリゼ宮の厨房に入り、器具類の説明を受けるシーン、

以前に観た、ジャン・レノ主演の映画
「シェフ!〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜」と同様、
この映画でも、パコジェットやガストバックなど最新機器を一蹴する。
(しかし、ガストロックってそんな頃からエリゼ宮にあったんですかね?

シューファルシとか、サントノレとか

クラシカルで美味しそうな料理がいろいろ出てきます。
いずれも、技巧を凝らすとかスタイリッシュな盛りつけではなく、

大統領が求める「recettes de grand-mere (おばあちゃんの味
(日本で言うところのおふくろの味)。
ただし、彼女が知っている農家の上質な素材を使って。

やがて大統領の病気により食事制限が上層部より命令され、
コストにもクレームが入り、彼女は意気消沈する。
そんな頃、大統領が密かに厨房にやってくる。
「いじめられているね。私もだ」
彼女はトリュフバターをパンにぬり、
トリュフスライスをたっぷりのせたタルティーヌを作り、
赤ワインを開け、暗闇の厨房で二人で食べる。
そうした苦境を、大統領は「人生のとうがらしのようなもの」と語る。

なかなかおもしろかったです。
フランス修業経験のあるシェフや、
古典料理好きのシェフだったら特に楽しめるのでは?
ミッテラン大統領は、エドワール・ニニョンの『フランス料理讃歌』が
大好きで、そらんずることができるくらい、というシーンがあったりして。
ちなみに料理の監修はジェラール・ベッソンとギー・ルゲだそうです。
まあ、私も関係者側なのでそういう細部にも目がいくけども、
果たして一般の人たちにとってはどうなのか?と想像すると、
どうだろう、フランス料理に興味があるとか食べるのが好きならば大丈夫かな。
ちなみに、女性料理人の映画でおもしろかったと思うものがいまひとつ浮かばないが、
昔観た『バベットの晩餐会』は良かったな。
でもだいぶ忘れているので、今度時間があったらDVDで観てみよう。