2013年3月2日土曜日

確定申告書提出

突風吹きすさぶ中、税務署へ初めての確定申告を提出に行ってきやした。
相当な混雑だろうと思いきや、朝10時前だったからか、
室内に張り巡らされた長いロープの列には誰もおらず、
あっちゅう間に終わりました。
数字計算関係が大の苦手な私、果たしてちゃんと提出まで辿りつくのか、
この2カ月間は不安で眠れぬ日々が続いたような、
しっかり寝ていたような。
食事もろくに喉を通らなかったような、
がっつり食べていたような。

♫季節が都会ではわからないだろうと〜と
千昌夫の母は言うが、んにゃ、充分すぎるほどわかりましたよ。
(ちなみに「北国の春」というと東北をイメージさせるが、
 作詞のいではくの故郷、信州がモデルなんだそう)
ここ数年「私は花粉症を完治した」と豪語し、
奇跡の人、と羨望のまなざしを友より得ていたが、
家から税務署まで徒歩で10分強、
一応、都会ながら、この辺は畑や植木園が多いゆえ、
くしゃみ連発&鼻水が垂れ、春をなめたらいかんことを実感したのだった。
私以外には見渡す限り誰一人歩いていないので、
北国の春を熱唱してもよかったのだが、
何なら履いているブーツを長靴に見立てられたのだが、
ああいうところって、タクシーとかバス、トラックの運転手たちが
ポツンポツンと停車している。
さぼっているのか正規の休憩なのかわかんないけど、
なぜか運転席の窓を開けているのだ。
歌えそうで歌えない、ので
小声で「すぃらかば〜あおぞぉら♫」と唱えた。
その後、立ち寄った駅前の商店街で、
飼い犬が電柱で用を足している間、
ムード歌謡のようなものを歌っているおばさんを見た。
いつの日か私もその域に到達できるだろうか。


帰宅して原稿を1本書いた後、夜は同じ沿線に住む友人M.Mと焼き鳥屋で一献。
彼女は20代の頃、一緒にデスクを並べ働いた仲のGデザイナー、
結婚して子供3人を育てつつフリーでデザイナーを続けている。
当時、同じくデザイナーの同僚だったE.Tはやはり結婚退職して3人の子をもうけた。
頼んだ覚えはないが、みんな、私の分まで産んでくれてありがとう。
今日はMと2人だけど、3人でも年1回は会うようにしている。

Mの長女が小学3年くらいの頃、
独身である私に対し、こうアドバイスをしてくれた。
「まずは気軽なランチから。ランチでもどうですか?と男の人に言うの」
「ランチの前にお風呂に入り、スカートをはいてお化粧して行くのよ」
驚きである。10歳になるかならないかの子が、いったい何を言っているのか。
「ど、どうしてお風呂に?」
「だって、臭かったら嫌われちゃうでしょ」
ごもっともである。思わずメモをとりそうになった。
「で、もし嫌われたらどうすればいいのですか?(←もはや敬語)」
「そん時は1回泣いて、また別の人とランチすればいい」
チミは竹内まりやか? どこでそんな情報を仕入れたのだろう。

そんな彼女もこの春から中学1年生。私立の女子校に行くという。
ランチでもいかが?と彼女自身が男子を誘う日は遠いのか、案外近いのか。
ランチ+スカート+化粧のテクニックには有効期限があるよ、と
今からアドバイスすべきか否か。


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