2013年1月2日水曜日

風邪っぴき

滅多に風邪をひかないが、
そのためか、たまにひくと、全身が痛くなり高熱で寝込むタイプだ。
が、昨年末からどうもグズグズとした
いつもとは違うパターンの風邪をひいてしまったようで、半端にしんどい。
うっとおしいですねえ、こういうキレの悪い風邪は。

昨日の元旦は親の家へ夕飯を食べに行った。
生まれ育った実家を、親は2〜3年前に売り払って引っ越したため、
私にとってここは実家ではない。そのため泊まったりはしない。

我が家は家族全員がバラバラに違う話を同時にする妙なクセがある。
父と私はテレビを見ていた。
ステーキの断面のアップが映された。
「すごい肉汁だなあ」と父。
私たちの背後にやってきた母は、
「あらあ〜、まだ血が出ているわねえ」と言う。
一瞥すると、母は自身の皮膚のかさぶただか傷だかに触れてそう言っている。
父はテレビに顔を向けたまま
「そりゃあ、切ったらこれくらい出るさ」
「なかなかとまらないものなのよね」と母。
完全に違う話をしていることに2人は気づいていないが、
血つながりでなぜか不思議と噛み合っているようなので
私はほっておいた。優しい娘だ。

風邪をひいても食欲はまったく落ちない。
元気で食っちゃ寝するのと、ダルビッシュながら食っちゃ寝するのと
どっちが太るだろうか。
考えても意味のないことを考える。
前から思っているけども、私はこの頃、
ますます雪見だいふくに(顔が)似てきた。
いや、雪見だいふくだと、まだ何かカワイぶってる響きがあるかもしれないから
安物の大福餅のほうが正しいか。
何なら肉まんでも宍戸錠でもいいけどさ。
明日は友人H.Oが餅を持って来てくれる。
ある種の共食いをしようとしている。

お餅はどう食べるのが一番好きですか?
磯辺、あんこ、きなこ、からみ、雑煮・・・
つきたてだったらからみ餅が好きだが、切り餅なら磯辺巻きかな。
子供の頃は、磯辺にバターをプラスするのも好きだった。
ちなみに、ご飯にバターと醤油を混ぜるのも好きだった。
あの頃の私にとって、リッチな味=バターだったのだろう。
一方、リッチ=砂糖ととらえる昭和の家庭も多かったように思う。
餅には砂糖醤油、麦茶にも砂糖を入れる、トマトにも砂糖といった具合。
うちは砂糖は使わず、むしろハッサクなんかにも塩をつけるくらいだったな。
お雑煮は、関東タイプ(青菜、大根、鶏肉等のすまし)だが、
さほど好きではない。餅にはもっとしっくりくる味がある気がしてならない。
関東人ながら、うどんはダントツ関西のだしのほうがいいと思うように、
私が求めている味がどこかの土地にあるのではなかろうか。
全国の異なるお雑煮を食べさせてくれる店があったら
通って、いろいろ食べてみたいなあ。

餅を小さく切って乾かし揚げる、揚げ餅も旨いよなあ。
カロリーなんて考えもせず食べたものだったが、あれは相当あるでしょうね。

餅のふくらみのごとく、今、私の頭上にも妄想の吹き出しがふくらんでいるが、
いよいよ身体のしんどさがピークだ。今夜が峠か。
うぅぅ、何もする気になれない。一歩も動けない〜。

やはり、何はなくとも健康第一ですね。
というわけで、遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
明日には回復したいと思います。

ちなみに昨夜の初夢。
きれいな星空を見上げる夢でした。いい夢で良かった。
食欲はあっても、なすびの夢は見ず。季節ハズレだしねえ。


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