2013年1月14日月曜日

29回目の初詣




境内までの階段が通行禁止というのは初めて。



今日、友人3M(Mちゃん×3人)とともに
凍死しそうな大雪の降る鎌倉八幡宮へ初詣に行った。
昨日一昨日もいい天気で、よりによってなぜ今日?
誰なの雪女は? (私を指差すのはヤメロ)
むろん中止としたいところだったが、前からの約束であり、
再度みんなのスケジュールを調整するとなると難しいので決行必至。
なにせ、29年間欠かさず続いている行事なのだ。
これまでにも雨や雪の日ももちろん何度かあったし、
若い頃は大晦日から大行列に並び、
海まで歩いて日の出を見に行ったり(今では絶対ムリ)、
ディズニーランドでカウントダウンした後、
千葉から鎌倉まで電車で直行したこともあった(シンジラレン)。
が、今回も記憶に残る初詣となりそうだ。

それにしても29年ってあんた、尋常じゃない年月だ。
しみじみ感慨深いを通り越して、何だかぞわっとさえするなあ。
3Mの一人は一番早くに結婚して、長男は大学生、次男は高校生だ。
もう一人は双子の男女の中学生。
そしてもう一人とアタクシが独身のまま今日に至る。
過去には他にも2人いたが、
Aちゃんは伊豆高原でレストランのマダムとして店を切り盛りしつつ、
小さな男の子を育てている。
Bちゃんは音信不通だ。

将来(主には結婚)がどうなっているか、を当時、
お互いに予測しあったことがあった。
例えば最初のMちゃんに対しては
「早く結婚して子供は男の子。八百屋を営み、だんなは坂上二郎風。
 家族でこたつに入ってそのまま寝ちゃっているような家庭」
だった。八百屋と坂上二郎似の部分ははずれているのだが、
それ以外はあたっている。

で、私に対してはこういう予測がたてられた。
「京都嵯峨野の竹林にて、
 真ん中分け白髪ロングで陶芸をやっている仙人みたいな男と、
 川で鮭をとるような自給自足の暮らし。
 男とは以心伝心、テレパシーで会話する。
 ときどき下界はどうしているかのぉ?と、望遠鏡で眺める」

京都嵯峨野の川に鮭はおらんワイ。
そんなアウトドアなキャラでもないし、
なんで偏屈ジジイと無言で暮らさなきゃいかんのだ?
最後のあたりの描写はもはや仙人というより天狗じゃないか。
「だって、あんただけは、なぜか普通の暮らしが思い浮かばないんだよねえ」
実際はもちろん違うが、しかし、ある意味ニュアンスとしては
あたっているような気がして、冗談話とはいえ、これまたぞわっとしますなあ。

さてさて初詣といえばおみくじ。ここは凶の出る確率が非常に高く、
いつも誰かしら引く。大凶が出る時もあるのだ。
昨年は4人中私以外の3人が凶。
どうせなら4人お揃いになればおもしろかったのに、と思うくらい、
凶に対して免疫ができている。
さあ、来るなら来やがれ!! と、霜焼け寸前・感覚マヒした手で
ガシャガシャやったら、中吉であった。



国語再度勉強ってマズイじゃないか、職業上。事業の注意も気になるけど。



お参りの後は、大船の人気フレンチレストラン「シェ・ケンタロウ」でランチ。
帰りは階下にある姉妹店の「カルヴァ」でパン&菓子を購入。

http://chezkentaro.com/

http://www.calva.jp/


ねえ。40回目、50回目、60回目の初詣はどうしているでしょうね。
行き先が巣鴨のとげ抜き地蔵に変わっていたりするのかな。
遠出はできなくなって、近所の神社とか。
やがて一人また一人と去っていくのかな。
最後の一人にはなりたくないな。

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