2012年9月22日土曜日

自覚症状

最近どうも体調が良くない。
頭部がボワーッと膜が張ったような感じ、
飛行機の上昇時のような、空気の圧力を常に感じている状態。
痛くはないので我慢できないというほどではないのだが
愉快ではない。どうしたものか。

20代の頃、突発性難聴になりかけたことがある。
その時の耳の症状がどれほどだったかよく覚えていないが、
ともかく調子悪くなって会社近くの知らない耳鼻科に駆け込んだ。
(この話は過去にミクシィで書いたので以下その時のコピーでお許しを)


おじいさん先生だった。 
耳の検査をするということで、ヘッドホンをして、 
ラジオのような検査機を真ん中の台に置き、先生と向かい合う。 
「音が聴こえたら返事して」 
「・・・・・」 
しばらく待ったが何の音もしない。 
「ん? どう?聴こえない?」と先生。 
「はい、聴こえません」 
「どう?もう聴こえる?」 
「いえ・・」 
「いくらなんでももう聴こえるだろう、え?」 
って先生、そうちょいちょい話しかけてきたら、 
聴こえるものも聴こえないじゃないか!!! 
しかし、本当に何も聴こえない。 
「ええっ??? これでも????これでも聴こえないのかーー???」 
と驚愕の表情で怒鳴るじいさん先生。明らかに引きつっている。 
えらいことになってしまったという顔。 
「き、聴こえませんっっ!!!なんにも聴こえません!!!!」 
叫ぶ私。どうしよう、私どうなっちゃったの? 
仕事は? 入院とか? ひょっとして手術? 手術したら助かるの? 
不安が一気に押し寄せてきた。 
そしたら先生、 
「あっ、コンセント入ってなかった」 
「・・・・・・」 


と、まあドリフのコントを経た後、
しかしやはり聴覚が落ちているということで
ぶっとい注射をお尻に刺されたのだった。

またそんな目に遭うのだろうか。
あの時は、過労・ストレスだと言われた。
確かに仕事に追われていた。
しかし、今はそんなことないはずなのだが。

昨日、近所の耳鼻科に行ったところ、
「鼓膜に問題なし、耳垢もなくキレイ」
(↑たとえ耳の中であってもキレイって言われるのは
乙女心をくすぐられますわね♡)
前夜、耳の中から大きなクルトンが出てきて
これのせいでおかしかったんですよ、と医者に言われる夢を
見ていただけに、ホッとした。

聴覚テストも問題なかった。
「耳自体に問題はないので、ストレスや寝不足、
何か精神面での関係かもしれませんね」

今の世の中、何かはっきりしない不調は
みんな「ストレス」「精神的問題」と診断される。
ストレスねえ・・・そうなのかなあ。
一昨日、久しぶりにものすごく落ち込むことがあったので
ストレスといえばストレスかもしれないのだが、
この空気圧迫症状はかれこれ2週間くらいは続いているのだ。
寝不足か?についても、会社勤めしていた時に比べたらむしろ増えている。

とにかく早くなんとか治したいものだ。
こういうはっきりしない症状の場合、
西洋医学の薬は役に立たないと思う野生派の私は、
例えば整体などに頼る。
今日は久しぶりに酵素風呂に行ってみた。

おがくずの中に埋め込まれると、カブトムシになった気分。
閉塞感の恐怖。個別の檜風呂はまるで棺だ。
熱いことよりも動けないことのほうがツライ。
10数分なんとか耐え、わらび餅になって出る。
シャワーの後も、しばらく汗が出続ける。
今日は特別に顔と首肩のリンパマッサージもやってもらった。
「うわ〜、私、何百人って人の肩触ってますけど、ワタナベさんは
 相当ひどいほうですよ、これはかなりツライでしょう!!!」と驚かれた。
一緒に行ったM.Sはそうは言われていないので、
誰にでも言う営業トークではないようだ。
(その後はなぜか韓流ドラマの魅力について嬉々と語られた。
 アタシがその話にのってくるオバさんに見えたのだろうか?)

確かに、美容院などでもよく言われる。ものすごいこってますねえ、と。
昔からそうなので、自分ではこんなもんかと慣れてしまっていた。
頭や耳がボワーッとするのは、ひょっとして肩こりのせいか。
ストレスも肩こりも、本人の自覚症状が薄いことに問題があるか?

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