2013年11月23日土曜日

モミの木

子供の頃、童話『マッチ売りの少女』が好きだった。
作者はデンマークのハンス・クリスチャン・アンデルセンだ。
この人はすごい心配性で、まだ死んでいない人が間違って埋葬されたという話を聞き、
自身が寝る時には枕元に「死んでいません」と書いた紙を置いていたんだとか。
貧しい家に生まれ、容姿などのコンプレックスが強く、自信がないわりに、
好きな女性にはラブレターの代わりに妙な自伝みたいなものを送りつけたり、
今で言うところの空気読めない性格で、生涯独身だったらしい。
いいねえ〜ますます興味がわくなあ。

人魚姫、親指姫、みにくいあひるの子、裸の王様などもこの人の作品だ。
そこまで有名ではないのだが『モミの木』という作品があり、
このたび、小宮由氏訳による『モミの木』がアノニマ・スタジオより発売となりました。
挿絵は、マリメッコのデザイナーでもあるサンナ・アンヌッカさん。
布張り、金箔押しの装丁、ステキな本に仕上がっております。定価2200円(税別)。
大人のための絵本として、プレゼントにいかがでしょう。 
あらすじは・・・さすがはアンデルセンらしく、
ハッピーハッピールンルンルン、のわけはないのでして。
人生とは、を考えさせられるものです。
「今、この時をどう感じ生きるのか」
詳しくは・・・買って読んでみようじゃありませんか。





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