2012年3月18日日曜日

すべてお持ち帰り

自宅から駅前へ買い物に出た際、小腹が減ったので、パン屋でサンドイッチを1パック買った。レジのお姉さんはとっても愛想良くこう言った。「こちらはすべてお持ち帰りですか?」2階にイートインスペースがあるのは知ってる。しかし私が購入したのはパッケージ的には一つの商品である。すべてとは? つまり、その、中身一切れ一切れを総合してのすべて、か?「あ、こっちの卵は持ち帰りで、こっちのハムとチーズはここで」といった、細かいニーズに対応できるということだろうか。もしそうだったとしたら、お姉さんはどんなことをしてくれるのか、試してみたい気もしたが、忙しくてサンドイッチ作っているヒマがなかったから購入したのであり、やめといた。おそらくお姉さんはマニュアル通りにお題目を唱えたまでであり、ザンネンながらそのマニュアルに単数形バージョンが入っていなかったのだろう。

チェーン展開しているそのパン屋では、サンドイッチや食パンなどを購入すると必ず、「こちらの消費期限は平成24年何月何日となっております」と言う。なぜ、平成から言うんだろうかなあ?パンなんだから、サンドイッチなら今日明日だろうし、食パンなら数日程度だって、誰でもわかるんじゃないだろうか。そもそも、なぜわざわざ消費期限を伝えるのか、といえば、サンドイッチは一刻も早く食べて欲しいからで、食パンはわりと日持ちするイメージがあるけども、そんな10日も2週間もおいといちゃダメですよ、という気持ちから、ではないだろうか?ならばなおのこと、年間のスケールを感じさせるようなこと言っちゃダメじゃん、と思う。月末じゃなかったら何月さえも必要ないくらいだ。「何日です」とか「今週金曜までに」と言われたほうが、ずっと明快なのに。
気になると言わずにはいられないアタクシは、ずいぶん前に、この件について、パン屋の広報にメールしたことがある。文面は忘れたが、先方からの返事は「貴重なご意見への感謝」「前向きに検討致します」といった、通り一遍のものであった。しかし結局何も変化はない。あくまで「平成何年〜」から言いたいのだねえ。なぜなのだ?







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