2015年11月1日日曜日

遺伝子検査(前編)

いつもの新聞集金。
お兄さんは「お知らせがあります」と、1枚のチラシを差し出してきた。
「遺伝子検査、身近になりました。」

テレビなどで見て、ちょっと気になってはいたが、
高そうなので、手が出せずにいた。
が、今ならば、県の助成で40%引きだという。
それでも税込1万9310円するのだが、
この頃、親が弱って何かと世話する機会が増え、
自分自身の身体のリスクも何かわかるのであれば、
調べてみたいと思った。





申し込むとすぐにキットが届いた。
人間の細胞の中には30億文字の遺伝子情報が収まっており、
それを読み取って、体質や将来の病気の傾向などを解析、
3大疾病を主に280項目もの検査結果が出るという。
しかも、検査に使う細胞とは、唾液から取るのだ。
指先を画びょうのようなもので切って血液を取る検査を何かで見たことがあるのだが、
唾液であればチクリも何もない、一番ラクな検査ですねえ。

レモンの写真のカードが入っていて、なんじゃこれは?と思ったら、
唾液をいっぱい出すのに使っておくれということだ。
おそらく海外仕様なんでしょうね、
日本人だったら梅干しの写真のほうが
もっと唾液が出るのではないかなあと思うが
それは私だけかしらん。




こちら(中央)が唾液を入れる容器。
黒い線のところまで唾液を入れるように指示があるが、結構な量ではないか?
改めて考えてみると、歯磨き以外に日頃、
ただ単に唾を吐くという行為をしたことがない。
ええ、ホントですよ、一応アタクシも女子でございますからね。
なので、意外と難しい。
勢いをつけてキレよく吐こうとしても、容器の口が狭いので躊躇してしまう。
じわーっと吐くと、ヨダレが垂れるみたいな感じになってしまう。
が、どうやら容器は上げ底になっているのか(白いフィルムで見えない)、
それとも唾液の量が多いのか、6、7回程度でボーダーラインのところまできた。
レモンのお助けカードを見ないうちに終わった。
泡立っていて、自分の唾ながらキモい。
こんなキモい液体の中に、未来の私の身体のデータが本当に入っているのか?
上の漏斗をはずし、写真左にあるキャップを強く締めると、
中の青い液体が唾液部分に落ちるのでよく振って混ぜよ、とある。

すでにポストに投函してきた。
検査結果は2週間くらい後になるらしい。
さあて、どんな結果になるのかな。
ちょっぴりコワイけれど、
まあ、新種の占いみたいなもんだと思えばいいか。
それにしてはコストがかかり過ぎているか。








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