2015年11月15日日曜日

Mon Salon 発売!!

まいど、宣伝でございます。

スクールとサロン経営とセンス磨きのためのスタイルMook、
『Mon Salon』(誠文堂新光社)が発売されました。

http://www.amazon.co.jp/Mon-Salon-No-01-スクールとサロン運営とセンス磨きのためのスタイルMOOK-SEIBUNDO/dp/4416715021/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1447567889&sr=8-1&keywords=モンサロン





同業者のT子さんより仕事を回していただき、
私は巻頭インタビュー記事の
藤野真紀子さん、丸山洋子さん、藤枝理子さんを担当いたしました。


日頃はシェフや外食店の取材が多いため、
今回の仕事はなかなか新鮮だった。
美しい自宅のサロンで、紅茶やお菓子などを教え、
その後にお茶を飲みながらお喋りに花が咲くひとときが楽しい、
そんな優雅なお話を聞く間、
私は「へーへーほぅ〜」と、
ただひたすら、与作のような相槌を打つばかりでありました。
なぜだろうか、こういう時、私は自分が女ではないような気がする。
さりとて木こりでもないとは思うけれど。

個人のサロンが流行っているのは、
主婦業を中心にしつつ、何らか社会と関わりを持ちたいという女性と、
お稽古ごとをしたいが、弟子のように厳しく教わるのではなく、
ゲストとして丁寧におもてなしされたいという女性、
双方のニーズが合致しているからだろう。

ちなみに私が大人になってから通ったお稽古ごとは、
スペイン語を別とすると、20代の頃のお菓子教室がある。
どれくらい通ったのだったか、1年いや2年か、
今にして思えば、その先生は「サロネーゼ」のはしりだった。
有名なお菓子研究家のお弟子さんの一人で、
ヨーロッパでの研修経験もあり、
一軒家の自宅の一室を教室として使用されていた。
お菓子を作った後は、紅茶とともに試食をした。
先生の口調は「ごきげんよう」な感じだった。
そうか、私も20年以上前にサロネーゼしてたんじゃん。与作じゃないじゃん。

けれど、私の場合は、個人的な趣味というよりは、仕事上、
プロの料理人やパティシエ相手に取材するため、
本格的な菓子のプロセスやコツを知っておきたいからというのが動機だった。
(もちろん料理も本当なら習うべきだっただろうが、
 お菓子の技術のほうが見えない部分が多かった)
そして、スペイン語もそうなのだが、
基本的にグループレッスンが苦手で、お菓子教室もマンツーマンを選んだのだ。
先生が私の作ったお菓子を味見している間、
「ど、どうでしょうか・・・」と、審判を待つ身。
優雅にみなさんとの会話を楽しむという経験はない。
サロネーゼにはナレネーゼ。
与作は独占欲が強くて質実剛健派なのである。
ホーホー。





0 件のコメント:

コメントを投稿