2014年12月7日日曜日

ヨセミテにやられスウェーデンに癒される

昔、群馬方面に取材に行った際、
せっかくだからついでに尾瀬でも寄ってみっか、と
その辺を歩いている人に「すいません尾瀬はどっちでしょう」と
聞いたら「その格好で行く気か?」と目を丸くされた。
尾瀬なめんなよ、ということらしい。

そのイタイ経験をなぜ今回生かせなかったのだろうか。
MacBookAirにヨセミテを入れてしまった。
うかつだった。
私はWord2008を使っているため、これは対応しておらず、
一応使えるものの、動きがものすごく遅くなってしまった。
Wordとは関係ないけど、フォルダの色がどぎつい蛍光の水色で目に悪い。
その一方、iPhoneにかかってきた電話をPCで受けて
ハンズフリーで話せるという便利な機能もあるのだが、
それも知らんかったので、
両方で着信音が鳴り出した時にはあーた、びっくりたまげたサー。

広大なヨセミテ国立公園の山麓を、軽装であてもなくさまようハメになっとるのだ。
知人に聞くと、ダウングレードがどうの、
Word2011評価版でどうの、タイムマシン使っていなんすか?等、
アドバイスをもらうも、
言ってる内容を理解するのに時間を要するというか
理解する気がないというか。

途方に暮れているところに、器が届いた。
少し前にネットで購入したものだ。



こちらはスウェーデンのロールストランドの小ぶりなティーポット。
側面のウロコ模様がアクセントになっている。
1970年前後のヴィンテージ品だが、キレイな状態。
茶漉しがついておらず注ぎ口が大きいので、料理のソースポットにも使える。
この雰囲気、私には紅茶よりもコーヒーのイメージ。
コーノ式ドリッパーがちょうどぴったりのっかるので、
一人の来客時にコーヒーをいれるのに使おう〜。




ついでにもういっちょ、買ってしまった。
こちらも同じくスウェーデン製。
バターナイフつきのボウルスタンド。
ブランド名や年代は不明だがそんなに古くはなさそう。
バター不足の折、こんなにたっぷりの容器にバターを入れることはなさそうだけれど、
何かディップでも作って入れたらいいかも。


いいなあ、器の世界は。
40年以上もの時を経た異国の地のモノが今こうして私の手の中にある。
お茶をいれて注ぐその行為にアップもダウングレードもありはしない。

そんなふうにしばし、器たちに癒された私であるが、
目の前のパソコンは相変わらずヨセミテにあり、遭難中なのだった。
器は買っても、最新のWord購入には二の足踏みっぱなし。
ディップ&パンの食事にコーヒーもいれるから、
その代わり誰かぁ〜助けておくれぇぇぇー。








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