2013年10月14日月曜日

なべころ坂

人生には三つの坂があるといわれている。
上り坂、下り坂、そして、まさか。( ̄∇ ̄) 

いや〜「なべころ坂」なる名前の坂があるとは知りませんでした。
これぞまさしく、まさか! である。
うん?そういう意味ではない?
まあまあ、いいじゃありませんか。

なべころって、なんなんだそのふざけた名前は。
ワタナベとしては、一度見ておかねばならない。
というわけで、行ってみました。

場所は目黒区中目黒4丁目、祐天寺から近い。
このあたりは坂道が多く、
ここがなべころ坂か?いやここか?と勘違いしそうになる坂がいくつかある。


あったあった。坂上に解説が書かれていた。
なんでも、その昔(っていつなのか?)、
鍋が転がるくらい急坂であったことからその名がつけられたそうな。
なるほどね〜、と素直に納得。できないのが私の悲しい性分。
鍋が転がるくらい、という表現は、果たして適切なんだろうか。
もともと丸っこいものだから、そんなに急坂でなくても転がりそうな気もするが。
なんで茶碗坂とか桶坂ではなかったのか。
答えは風のなか〜by ボブ・ディラン。

が、もうひとつの説があり、道に粘土(赤土層)が露出した状態を
このあたりでは「なべごろ」と呼んでいたそうで、そこから変化したとも。
こちらのほうが信憑性が高い気がするが、
鍋がコロコロのほうが日本昔ばなしっぽくておもしろいから、
やっぱり鍋が転がる坂と思うことにしよう。

勾配15%の表示。それも結構な長さがある。
たまたま坂の上に出たから良かった、上るのは少々難儀だろう。

まさかな「なべころ坂」をワタナベが転がるように下りてみましたとさ。
めでたし、めでたし。(人生下り坂とか不吉なことは考えません)

追伸: 坂のふもとには、「中目黒大使公邸」なる立派な建物が。
    世には多くの何とか大使が存在するが、まさか中目黒限定の大使がいて
   こんなにゴージャスな所を与えられているのかーとびっくり。
   鍋の形をしたゆるキャラ「なべころりん」と共にただいま中目黒のPR活動中。
  (もちろん信じないように。各国の大使公邸が集まっているんだそうな) 







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