2014年4月9日水曜日

IKEAよ

先月末、久しぶりにIKEAに行ってきた。

これから山場を迎えるスパイスのレシピ本の編集、
スパイス料理の試作の日々が始まる。
まずはスパイスを多種揃えなければならない。
市販のスパイス瓶は振り出すのを前提に小さい穴があいているが、
ラーメンにこしょうを振るような目分量ではなく、
計量スプーンではかる必要がある。
そのため、穴つきキャップは邪魔であり、更にそれをはずしても
口が狭いためスプーンが入らず実に不便なのですねえ。
口が広くて、なおかつあまり大きすぎず、
手頃な価格の瓶はないものかーと探していたところ、
IKEAの商品で発見したのでした。

IKEAは自宅から1時間かからずに行ける距離にある。
オープン当初、ウキウキワクワク出かけ、
店内物色も楽しいことは楽しかったのだが、
どういうわけか結局、購入したのは紙ナプキンだけだった。
そういえば10代の頃、生まれて初めて原宿に行った時に買ったのは
スマイルマークの缶バッチ1個だったなあ。
おのぼりさんが舞いあがっちゃってまともに買い物できないのか、
期待が大きかっただけに現実を知って冷めてしまうのか、
自分でもよくわからんが。




今回購入したのはこちら、2つで299円(消費税増税前)。
とりあえず5セット10個を購入。
安いだけあって、雑な感じではあるがまあ許せる範囲だ。
大さじは入らないのだが、ほとんどのレシピは小さじなので大丈夫。



ついでにこちらも買ってみた。3個999円。
買う時には気づかなかったのだが、
こちらの容器は底にマグネットがついており、冷蔵庫などにはりけられるのだ。
(中身は商品についているダミー写真のまま) 
こうなっていることで便利かな?
まだ中身を入れていないので実感できておりません。


以前、テレビのドキュメント番組で、IKEAの戦略みたいなことをやっていた。
IKEAの商品は日本の家庭では大き過ぎると思われている、
そのイメージを払拭するため、◎㎥にはこんな感じ、と
コンパクトなスペースに家具をおさめた展示法にしているんだとか。
意外とそんなに“すごく大きくはない”のかもしれないが、
でもやっぱり、大きいものが多いと思う。
家具に限らず、例えばテーブルクロス。2000円以下と安い。
しかしサイズを見ると180×240cm、ラベルには横に3人並ぶ6人掛けのイラストが。
わが家のダイニングテーブルは横2人の4人掛け85×150cmで、
IKEAのクロスだと、たっぷり余る。
横3人のテーブルのある家って、果たして何パーセントなんだ?
大きいに加え、壁に打ちつけるものが多いのも、
日本の住宅事情にフィットしていないと思う。

驚いたのは、IKEAには通販代行なる世界があることだ。
IKEAはネット販売していないのだが、
さまざまな業者が買い物代行をしている。
商品は割高で、先のスパイス瓶2個が配送料込み(関東圏)で1680円とかね。
ひぇ〜。
でも、あれか、店から遠い所に住んでいる人だと
往復の交通費を考えたら、1680円でも安いのか。
そこまでしてでもIKEAの商品が欲しいのか。
IKEAは非公認のようだが、横行しているのは黙認されている証拠では。
なんだかなあ。

お洒落な雰囲気でしかも安いというのがIKEAの魅力なのだろう。
でもどうしてか、家具を買う気にはなれないなあ私は。
せいぜい瓶と紙ナプキンで充分だ。
今回も紙ナプキンを購入しました。
(そんなに紙ナプキンってマストアイテムだっただろうか?)




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