先月末、久しぶりにIKEAに行ってきた。
これから山場を迎えるスパイスのレシピ本の編集、
スパイス料理の試作の日々が始まる。
まずはスパイスを多種揃えなければならない。
市販のスパイス瓶は振り出すのを前提に小さい穴があいているが、
ラーメンにこしょうを振るような目分量ではなく、
計量スプーンではかる必要がある。
そのため、穴つきキャップは邪魔であり、更にそれをはずしても
口が狭いためスプーンが入らず実に不便なのですねえ。
口が広くて、なおかつあまり大きすぎず、
手頃な価格の瓶はないものかーと探していたところ、
IKEAの商品で発見したのでした。
IKEAは自宅から1時間かからずに行ける距離にある。
オープン当初、ウキウキワクワク出かけ、
店内物色も楽しいことは楽しかったのだが、
どういうわけか結局、購入したのは紙ナプキンだけだった。
そういえば10代の頃、生まれて初めて原宿に行った時に買ったのは
スマイルマークの缶バッチ1個だったなあ。
おのぼりさんが舞いあがっちゃってまともに買い物できないのか、
期待が大きかっただけに現実を知って冷めてしまうのか、
自分でもよくわからんが。
今回購入したのはこちら、2つで299円(消費税増税前)。
とりあえず5セット10個を購入。
安いだけあって、雑な感じではあるがまあ許せる範囲だ。
大さじは入らないのだが、ほとんどのレシピは小さじなので大丈夫。
ついでにこちらも買ってみた。3個999円。
買う時には気づかなかったのだが、
こちらの容器は底にマグネットがついており、冷蔵庫などにはりけられるのだ。
(中身は商品についているダミー写真のまま)
こうなっていることで便利かな?
まだ中身を入れていないので実感できておりません。
以前、テレビのドキュメント番組で、IKEAの戦略みたいなことをやっていた。
IKEAの商品は日本の家庭では大き過ぎると思われている、
そのイメージを払拭するため、◎㎥にはこんな感じ、と
コンパクトなスペースに家具をおさめた展示法にしているんだとか。
意外とそんなに“すごく大きくはない”のかもしれないが、
でもやっぱり、大きいものが多いと思う。
家具に限らず、例えばテーブルクロス。2000円以下と安い。
しかしサイズを見ると180×240cm、ラベルには横に3人並ぶ6人掛けのイラストが。
わが家のダイニングテーブルは横2人の4人掛け85×150cmで、
IKEAのクロスだと、たっぷり余る。
横3人のテーブルのある家って、果たして何パーセントなんだ?
大きいに加え、壁に打ちつけるものが多いのも、
日本の住宅事情にフィットしていないと思う。
驚いたのは、IKEAには通販代行なる世界があることだ。
IKEAはネット販売していないのだが、
さまざまな業者が買い物代行をしている。
商品は割高で、先のスパイス瓶2個が配送料込み(関東圏)で1680円とかね。
ひぇ〜。
でも、あれか、店から遠い所に住んでいる人だと
往復の交通費を考えたら、1680円でも安いのか。
そこまでしてでもIKEAの商品が欲しいのか。
IKEAは非公認のようだが、横行しているのは黙認されている証拠では。
なんだかなあ。
お洒落な雰囲気でしかも安いというのがIKEAの魅力なのだろう。
でもどうしてか、家具を買う気にはなれないなあ私は。
せいぜい瓶と紙ナプキンで充分だ。
今回も紙ナプキンを購入しました。
(そんなに紙ナプキンってマストアイテムだっただろうか?)
0 件のコメント:
コメントを投稿